2013年01月23日
三色食品群という分類をご存知でしょうか。
園では、食育の一環として子ども達に教えています。
今月より、サンプルケース横に三色食品群のボードを設置し、今月の献立に含まれる食品を写真付きで分類しました。
子ども達に、「食事はバランス良く食べましょう」 と教えていますが、小学校に入る前では、まだ主食・副菜・主菜といった概念を理解することは難しいようです。
そこで登場するのが三色食品群です!
「ご飯はきいろー!」「お肉はあかー」「ピーマンはみどり!」などと、3つの色に分けて教えると分かりやすいですね♪
保育園の献立表では、左から「熱や力になる食べ物」、「血や肉になる食べ物」、「体の調子を整える食べ物」となっており、それぞれ黄・赤・緑の色に分けることができます。
しかし、教える際には、食品の色で分類するわけではないということを注意しなくてはなりません。
魚は赤色のグループですが、見た目はお肉のように赤くはありませんね。
重要なのは、見た目の色ではなく力の色です!
例えば、
≪
体が大きくなる力、髪の毛や爪が伸びる力は赤。≫
≪
黄色は、友だちとたくさん遊ぶ力、ずっと走る力、色んな物事にチャレンジする力。≫
≪
赤や黄色の食べ物を手や足や頭に運んでくれるのが野菜や果物。お腹を掃除してうんちをちゃんと出してくれるのが緑の力。≫
というように、
赤の食べ物は、体を大きくする力、
黄の食べ物はパワーを出してくれる色、
緑は体を病気にしない色
と簡単に伝えています。
給食の時間にも、担任が工夫をして子どもたちに献立を伝え、三色を教えています。
お家でもぜひ、毎日の食事でどれが何色の力があるのかな?などお話しをしてみてくださいね。