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炊き出し

2011年05月06日
理事長です。 今回、役員を務めるNPO法人のメンバーで、仙台へ炊き出しへ行って参りました。 現地の惨状は想像以上で、 tsunami 「間一髪で津波から逃れた」、「8ヶ月の孫がいなくなった」、「大事なものはすべて流され、この年では家も建てられない」、「仮設住宅には中々入れない」等々、避難所の皆様からは様々なお話を聞けました。     takidashi2我々としては何が出来るかを3週間ほど前から考え、現地との連絡を密にし、ステーキや生野菜等、現在中々食べられないものを提供する事にし、ようやく実現したわけですが、皆さんの反応は想像以上で、「肉を2ヶ月ぶりで食べた」とか「生野菜がありがたい」とのお言葉やねぎらいを沢山頂き、こんな環境にありながら、感謝を忘れない東北の皆さんの強さには、本当に驚きを感じるばかりでした。 watagashiさらに、避難所の子供たちとは、同行していただいた元オリックスの村上選手との野球教室や、綿あめ作りで一緒に楽しい時間を過ごす事ができました。(さすがのプロ野球選手も子供たちのパワーにクタクタになっていましたが・・・)   途中、仙台天使園という児童養護施設にも立ち寄り、仙台の状況を聞かされ、短期的ではない長く継続的な支援の大切さを痛感しました。 現地では行方不明の方がまだ何人もいるそうです。 足りるもの、足りてないもの、して欲しい事、そうではない事、沢山あると思います。そういったニーズを汲み取りつつ、生かしつつボランティアしていく事が、真の復興につながるのではないかと感じました。
図形1 図形2 図形3